友はいずれの時にも愛する、 兄弟はなやみの時のために生れる。
世には友らしい見せかけの友がある、 しかし兄弟よりもたのもしい友もある。
そしてヨナタンは重ねてダビデに誓わせた。彼を愛したからである。ヨナタンは自分の命のように彼を愛していた。
貧しい者はその兄弟すらもみなこれを憎む、 ましてその友はこれに遠ざからないであろうか。 言葉をかけてこれを呼んでも、 去って帰らないのである。
ヨナタンとダビデとは契約を結んだ。ヨナタンが自分の命のようにダビデを愛したからである。
実に、きよめるかたも、きよめられる者たちも、皆ひとりのかたから出ている。それゆえに主は、彼らを兄弟と呼ぶことを恥とされない。
しかしルツは言った、「あなたを捨て、あなたを離れて帰ることをわたしに勧めないでください。わたしはあなたの行かれる所へ行き、またあなたの宿られる所に宿ります。あなたの民はわたしの民、あなたの神はわたしの神です。
あなたがもし、このような時に黙っているならば、ほかの所から、助けと救がユダヤ人のために起るでしょう。しかし、あなたとあなたの父の家とは滅びるでしょう。あなたがこの国に迎えられたのは、このような時のためでなかったとだれが知りましょう」。
わが兄弟ヨナタンよ、あなたのためわたしは悲しむ。 あなたはわたしにとって、いとも楽しい者であった。 あなたがわたしを愛するのは世の常のようでなく、 女の愛にもまさっていた。
サウルの子ヨナタンは立って、ホレシにいるダビデのもとに行き、神によって彼を力づけた。
ヨナタンはダビデに言った、「父サウルはあなたを殺そうとしています。それゆえあすの朝、気をつけて、わからない場所に身を隠していてください。
しかしイッタイは王に答えた、「主は生きておられる。わが君、王は生きておられる。わが君、王のおられる所に、死ぬも生きるも、しもべもまたそこにおります」。
わたしは出て行って、あなたがいる野原で父のかたわらに立ち、父にあなたのことを話しましょう。そして、何かわたしにわかれば、あなたに告げましょう」。
偽る者は争いを起し、 つげ口する者は親しい友を離れさせる。
愚かな子はその父の災である、 妻の争うのは、雨漏りの絶えないのとひとしい。